【結婚式】〜ご祝儀の相場〜 周りはいくら包んだ?出席者300人アンケート調査

ウェブスターマーケティング株式会社(所在地:東京都渋谷、代表取締役:吉岡政人)は、結婚式に参列したことのある男女300人を対象に「結婚式で実際に包んだご祝儀の金額」に関するアンケート調査を実施しました。

結婚式のご祝儀の相場をネットで調べてみると、だいたいの一般的な金額は分かるのですが「実際のところ皆はいくら包んでいるの?」という具体的な金額を目にする機会は少ないですよね。

金額が小さすぎると失礼にあたりますし、大きすぎても気を遣わせてしまいます。

加えて、自分の年齢や新郎新婦との関係(友人、職場、親戚)など、出席する結婚式のケースは人それぞれ。
世間では、一体どのくらいの金額のご祝儀を包んでいるのでしょうか?

そこで今回、ウェブスターマーケティング株式会社が運営するLoveMA(ラブマ: https://lovema.jp/ )は、結婚式に参列したことのある男女300人を対象に「結婚式で実際に包んだご祝儀の金額」に関するアンケート調査を実施しました。

調査概要
・調査対象:結婚式に参列したことのある男女
・調査日:2021年12月13日
・調査機関:自社調査
・調査方法:インターネットによるアンケート
・調査人数:300人(女性226人/男性74人)
・調査対象者の年齢:10代後半から24歳 16.3%/25歳から29歳 41.3%/30代 28%/40代 9.6%/50代以上 4.6%

調査結果サマリー

  • 結婚式で実際に包んだご祝儀で最も多いのは「3万円」
  • 300人すべてを平均すると、一人あたりが包んだご祝儀の平均額は「3万1833円」
  • 年齢層が上がるにつれて平均額が少し高くなる
  • 新郎新婦との関係性が近い親族や、連名の場合は多めに包む傾向あり
  • 夫婦2人で出席する場合のご祝儀は「2人の連名で5万円」という意見が最も多い
  • 「偶数」「6や9」は縁起が悪いと考える人が多く、避けたほうが無難
  • 欠席する場合のご祝儀の相場は、出席した場合に渡す金額の半額程度、もしくは1万円を包むのが良い

記事ではアンケートに参加いただいた参列者を「年代別」に分け、さらに新郎新婦との関係を「友人」「職場」「親族」に分類して、それぞれ実際に包んだご祝儀の平均額をまとめています。

■【友人の結婚式】のご祝儀相場

 

参列者の年代  ご祝儀の平均額
10代後半~24歳 23,055円
25歳~29歳 27,831円
30代 29,021円
40代以上 31,923円

友人の結婚式に参列した人のご祝儀は、各年代ともに大きな差はなく、どの年代も「3万円を包んだ」という意見が73%と最も多い結果に

10代後半~24歳の若い年代には3万円以上のご祝儀を包んだ人はおらず、他の年代と比べて平均額が少し低めとなりました。

年齢層が上がるにつれて平均額が少し高くなる理由としては「長い付き合いの親友だから特別に」といった意見から、多めに包む人が増える傾向が見受けられました。

<73%と最も多かった「3万円」を包んだ人の意見>

  • 友達には祝儀は3万というのが一般常識だと思っていたので、友人達と相談し3万円にしました。(25歳~29歳/女性/3万円)
  • 友人へのご祝儀は一律3万円と決めています。(30代/女性/3万円)

<「3万円」より少なく包んだ人の意見>

  • 相手からこれだけでいいよと言われたので。(10代後半~24歳/男性/1万円)
  • あまり親しくない友人だったのでこのくらいが相場だと思ったし懐事情的にもこれくらいしか包めなかった。(25歳~29歳/女性/1万円)

<「3万円」より多く包んだ人の意見>

  • 幼稚園時代からの親友がやっと結婚できたので、ここは男気を見せてやろうと多めに包もうと思いました。
    (40代/男性/5万円)
  • 昔からの親友の結婚式なのでもう少し多めに包もうかとも思ったが、かえって相手の負担になるかもしれないと考えて5万円に決めた。(25歳~29歳/男性/5万円)

■【職場の結婚式】のご祝儀相場

 

参列者の年代  ご祝儀の平均額
10代後半~24歳 23,333円
25歳~29歳 28,421円
30代 27,777円
40代以上 33,636円

職場関係の結婚式に参列した人のご祝儀額は、友人の結婚式のご祝儀額よりもバラつきが少なく、周りと相談して足並みをそろえる意見が多く見受けられました。

なお、同僚・上司・部下の違いで特段の金額差は見受けられませんでした。

職場での上下関係で金額を考えるのではなく、過去に行われた職場での結婚式や、他の参列者が包む金額と差を出さないようにする意見が一般的なようです。

<80%と最も多かった「3万円」を包んだ人の意見>

  • 会社の他の出席者と話し合い、同じ金額にした。(25歳~29歳/男性/3万円 部下の結婚式に参列)
  • 上司の結婚式ということもあり一緒に出席する人たちにいくら包むのかを確認し、我々同期は一律で3万円としました。(30代/女性/3万円 上司の結婚式に参列)

<「3万円」より少なく包んだ人の意見>

  • 職場のみんなとお金を出しあって、新婦の欲しい物を結婚式の前にプレゼントしていた為。(10代後半~24歳/男性/1万円 上司の結婚式に参列)
  • 引き出物なしの披露宴で、新郎新婦よりご祝儀辞退の話だったが、それはあんまりだと思い、参列者と相談して1万円にした。(10代後半~24歳/男性/1万円 上司の結婚式に参列)

<「3万円」より多く包んだ人の意見>

  • 同じプロジェクトのメンバーで特段親密にしていたため。(40代/男性/5万円 部下の結婚式に参列)
  • 私が直属の上司であり、職場で招待された他の参列者にも確認のうえ少し多めに包みました。(40代/男性/5万円 部下の結婚式に参列)

■​【親族の結婚式】のご祝儀相場

 

参列者の年代 ご祝儀の平均額
10代後半~24歳 23,273円
25歳~29歳 38,000円
30代 45,789円
40代以上 62,500円

親族の結婚式のご祝儀は、友人や職場の結婚式と比べて金額に最もバラつきが出ました

理由としては、親族の結婚式には「家族」や「夫婦」で一緒に出席して連名でご祝儀を渡す傾向がとても多い事と、兄妹など肉親に対しては多めに包む傾向が多い点があげられます。

なお、33%と最も多い意見であった「連名」でのご祝儀は1人あたりに平均すると2万9800円という結果になり、23%と2番目に多かった「3万円」と合わせると、全体で56%を占める割合となりました。

<最も多かった33%の「連名」で包んだ人の意見>

  • 母、兄、私の家族3人で参列。まとめて家族3人分のため、多めに包みました。(10代後半~24歳/男性/10万円 いとこの結婚式に参列)
  • 自分の結婚式の時に姉が5万円包んでくれたので、一緒に参列した夫の分を加えて7万円を包もうと思った。(30代/女性/7万円 姉の結婚式に参列)

<次に多かった23%の「3万円」を包んだ人の意見>

  • 正直、ご祝儀の相場がよくわからなかったので、家族に聞いて、その金額を包みました。(25歳~29歳/男性/3万円 いとこの結婚式に参列)
  • 私が頂いた同じ額を包みました。(30代/女性/3万円 いとこの結婚式に参列)

<「その他」の金額を包んだ人の意見>

  • 昔からお世話になっていたので、一般的な額より少し高めにした。(30代/女性/5万円 いとこの結婚式に参列)
  • 幼少期から可愛いがってた従兄弟なので末広がりの意味も含めて8万円にしました。(30代/男性/8万円 いとこの結婚式に参列)

■一般的に3万円が相場なのはナゼ?
ここ迄でまとめたとおり、ご祝儀金額の相場はやはり「3万円」という意見が多いようです。

また、3万円より多めに渡した人の意見も「特別仲良しだったので色を付けた」といった意味合いのものや、少なめにした人の意見も「あまり近しい間柄では無かったので少なめにした」といった「3万円という金額を基準にした意見」がほとんどでした。

これらの一般的な「3万円」という金額は、具体的には、結婚式で出される料理と引き出物があわせて大体2万円~2万5千円。それを負担した新郎新婦にお祝いの気持ちを乗せて3万円。とする慣習が理由となっているようです。

加えて、友人や職場の結婚式では、何か特別な意味がない限りは「周りの参列者となるべく金額を揃える」といった風習があり、もともと多数派意見の3万円に合わせるかたちで「3万円」を選ぶ人の割合がさらに増えるようです。

■連名の場合のご祝儀相場はどれくらい?
夫婦や家族で招待された結婚式の場合は、出席する人数分の連名で、まとめてご祝儀を包むことが一般的です。

今回のアンケートから「連名」のご祝儀を集計した結果は、1人あたり平均2万8480円でした。

家族で出席する場合は、中学生以上の子どもは大人と同じ料理が出されることが多いため、大人一人と同じ扱いの金額に。小学生未満の子どもは一人5千円から1万円前後で考える意見が多かったです。

なお、引き出物は家族で出席しても一人一人個別に配られず、一家族分で受け取ることが多いので、ひとりで出席する際の「3万円」という基準よりもやや少なめに渡しても大丈夫。といった意見もあり、それが3万円より低い「1人あたり平均2万8480円」に落ち着いた要因かも知れません。

また参考として、夫婦2人で出席する場合のご祝儀は「2人の連名で5万円」が最も多い意見でした。

■偶数はあまり好まれない?避けた方が無難な金額は?​
結婚式のご祝儀では「偶数は割り切れるから別れを意味する」といった理由から、特に2万円は避けるべき。と考える人が多く、奇数の3万円が定着したという説もあるようです。

ただ、最近では「ペア」を意味するので2万円はOK。という風潮もあるようで、実際、300人中10人が2万円を包んでいるというアンケート結果になりました。

今回のアンケート結果から、連名も含めて偶数のご祝儀を包んだ人を集計した結果は以下のとおりです。

2万円・・10人
4万円・・1人
6万円・・0人
8万円・・2人
10万円・・13人

なお、連名も含めて奇数のご祝儀を包んだ人は以下のとおり。

1万円・・22人
3万円・・193人
5万円・・34人
7万円・・3人
9万円・・0人

ちなみに、6や9は不吉と考える人が多く、特に9は「結婚生活で苦労する」といった縁起にまつわる慣習があるようで、今回のアンケートでも0人でした。

■欠席する場合のご祝儀の相場は?
欠席する場合のご祝儀の相場は、「出席した場合に渡す金額の半額程度、もしくは1万円を包むのが良い」とされています。

これも基本的には「平均的なご祝儀である3万円」が基準になっていて、「欠席するから結婚式の食事と引き出物は不要です。欠席のお詫びとお祝いの気持ちとして、それらを差し引いた分のご祝儀を受け取ってください。」という考えです。

■まとめ
今回は男女300人を対象に「結婚式で実際に包んだご祝儀の金額」を調査しました。

その結果、「友人の結婚式」「職場の結婚式」「親族の結婚式」ともに、最も選ばれていたご祝儀の金額は、全体の72%で「3万円」。

300人すべてを平均すると、一人あたりが包んだご祝儀の平均額は、3万1833円でした。

 

詳しくは(こちら)から!

 

2022年5月24日 MarryArt マリー アート 広報部

 

 

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