【結婚】相手が望むなら「専業主夫になる」20~30代独身男性の49.2%!働きたい女子と主夫願望男子のマッチングもアリ?

タメニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、証券コード:東証グロース6181)は、20~39歳の未婚男女2,400人に対して、「ジェンダー別役割」に関するアンケート調査を実施しました。

 

<調査背景>
6月14日に内閣府より公表された男女共同参画白書では、30代未婚男女の4人に1人が「結婚意思なし」という結果になりました。
また、タメニー株式会社が先日発表した調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000624.000006313.html)では、20~30代未婚女性のおよそ半数が仕事や結婚、子育てなどのライフステージにおいてジェンダーの役割分担に不安を感じているという結果となりました。
結婚離れの要因として、ジェンダーによる役割分担へのプレッシャーがその一つに考えられるのではないでしょうか。夫は外で稼ぎ、妻は家庭で家事育児といったバイアス(偏見)はいまだに根強く、またそれらはこれから結婚してく世代にもアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)として残っているようです。そういった偏見をいかに払拭していくかが今後の課題となりそうです。
今回も、20~30代の未婚男女を対象に、ジェンダーの役割分担についての意識調査を行いました。

  • 婚活世代の約半数は「男性が重いものを持つ」「女性は化粧をする」といったジェンダー別役割意識を持たない

20~30代未婚男女2,400人に、ジェンダー別の役割について自身の考えに当てはまるものを選んでもらいました。
例えば男性と女性がどこかへ出掛ける場合に、男性が車を運転するものといった意識はないでしょうか。男性や女性の役割やあり方について、日常的にもジェンダーによるバイアス(偏見)が存在します。
男性で最も多かったのは「男性が重いものを持つ」(36.8%)、女性では「女性は化粧をする」(30.9%)でした。
それ以外ではすべての項目が20.0%以下となっています。
一方で「当てはまるものはない」と回答した人が男性で43.2%、女性で42.9%と、どちらも最多となっています。
結婚する前では、男女共に日常の中でジェンダー別の役割を意識している人はそれほど多くないようです。

マイナビなどの就活サイトから、ノーメイク禁止やパンプスのヒールの高さといった文言が削除されました。就活の身だしなみ一つとっても、一般的に男性はこうあるべき、女性はこうあるべき、という考え方が排除されつつあるようです。

 

  • 仕事や家庭において年齢・学歴・年収で役割分担はしないが、男女では「役割分担をした方がいい」34.0%

続いて、仕事や家庭において、性別による役割分担をした方がいいと思うかどうか聞いてみました。
「男女で役割分担をした方がいい」と回答した人は34.0%でした。
また、性別以外の属性、「年齢」(5.5%)、「学歴」(3.4%)、「年収」(6.0%)、などで役割分担をした方がいいと考える人はそれぞれ一桁台でした。
年齢・学歴・年収で役割を分担した方がいいと考える人はほとんどいませんが、性別については3人に1人が役割分担をした方がいいと考えているようです。
例えば学歴によって担当する業務が異なるケースはそれほど珍しくありません。しかしながら、それ以上に男性と女性、性別での分担を行う方がいいと考えているという結果になりました。

前回行った調査では「仕事(就職・転職・キャリアアップ)、結婚、子育てなど今後のライフステージにおいて、ジェンダーの役割分担に不安を感じることがある」と回答した女性は49.6%、男性は28.8%でした。不安を感じている一方で、性別による役割分担はした方がいいという考えは残っているようです。

 

  • 相手に望まれたら「専業主夫になる」未婚男性の49.2%、うち34.9%が「お相手の年収が500万円以上だったら」、25.1%が「家事育児に参加してくれるなら」

20~30代の未婚男性600人に、もしも今、結婚することになったとして、お相手から「自分が稼いでくるので専業主夫になってほしい」と言われたら専業主夫になるかどうか聞いてみました。
「専業主夫になる」と回答した人は49.2%、「専業主夫にはならない」人は19.7%でした。
専業主夫になると回答した人のうち、「条件なしで専業主夫になる」と回答した人は41.7%でした。
「お相手の年収が500万円以上だったら専業主夫になる」と答えた人は34.9%、「お相手も家事育児に参加してくれるなら専業主夫になる」という人は25.1%でした。
女性が結婚相手に求める条件と同じように、もしお相手が望むなら、お相手の年収が相応であれば、家事育児に協力してくれるなら、男性でも専業主夫になって家庭に入りたいと考えている人が半数いることが分かりました。

専業主夫になりたい男性と、仕事を続けたい女性のマッチングが進めば、ジェンダーによる役割分担に対する世の中の意識も変わっていくのかもしれません。

 

 

  • 「仕事を続けたいから」「家事含めて生活のあらゆるものは分担してするべきだと考えているから」

最後に、専業主夫にはならないと回答した男性にその理由を聞きました。
男性が働くべきだ、世間体を気にするという回答より、自身も仕事をしていたい、将来のためという考え方が多い結果となりました。
先述の問いにおいて、男女では話し合って分担を決めた方がいいと考えている人が半数以上となっています。男性だから、女性だからではなく、話し合うことで前に進んでいける関係性を築けるかどうかがより重要になってくるのかもしれません。

・世間体。仕事がしたい(21歳)
・働いたほうがいいから(22歳)
・自分の方が給料がこれから上がってくるから(23歳)
・働くことによって自分も成長したいから(25歳)
・仕事を続けたいから(26歳)
・時間をもて余したくないから(26歳)
・働いて自分を成長させたいから(27歳)
・なにか理由がないと恥ずかしいから(27歳)
・嫁さんを働かせたまま家にいたくない。共働きか専業主婦になってほしい(27歳)
・自分の稼ぎも欲しいから(28歳)
・将来の選択肢を狭めるから(28歳)
・今の仕事を一番大切にしているから(28歳)
・稼げるときに稼いでおきたいから(29歳)
・お金はいくらあっても困らないから。四六時中家にいるのは精神的にしんどくなるから(29歳)

・男が稼いでくるのが当たり前だと思うから(30歳)
・自主性を尊重すべきと感じるから(31歳)
・世間体が気になるし、収入が不安だから(32歳)
・男性だから恥ずかしいので(33歳)
・仕事が生きがいの一つになっているので、それを失いたくないから(33歳)
・家事を100%こなす自信はない(34歳)
・奥さんの方が少し年収が上の自分との共働きが理想だから。専業主夫は世間体が耐えられないし、もし離婚したらその後の生活の見通しが立てれないから(34歳)
・家事含めて生活のあらゆるものは分担してするべきだと考えているから(35歳)
・仕事をしないのは考えられない(36歳)
・仕事が好きなので辞めたくないから(36歳)
・今の自分の稼ぎやキャリアに誇りを持っている(37歳)
・自分も仕事をして社会と繋がっていたいから(38歳)
・自分も稼ぎたいから(39歳)

「ジェンダー別役割」調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~39歳未婚男女 2,400名
集計期間:2022年6月6日~9日
調査機関:自社調査

 

詳しくは(こちら)から!

2022年6月25日 MarryArt マリー アート 広報部

 

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