【結婚・婚活】出会いはどうしてる? 一人親方の結婚事情を調査

一人親方部会グループは、一人親方(特定作業従事者、建設個人事業主)を対象に、「一人親方の結婚事情」に関する調査を実施しました。
建設業などでは、人を雇わず、知識や技能を用いて個人事業主や自営業者として働く一人親方が活躍しています。
「自分の力を試してみたい」「組織に縛られないで自由な働き方をしてみたい」と思う方にとっては、魅力的な働き方ではないでしょうか。

ただ、自分の腕一本で食べていこうと思うと、収入面や作業中の事故など健康面で不安が残るという声も多く聞かれます。
このため、結婚して家族を養うことに二の足を踏んでしまう方もいるかもしれません。

では実際、一人親方として働いている方たちの中で家庭を持っている方はどれくらいいるのでしょうか?
また、既婚の一人親方の現状はどのようなものでしょう?

そこで今回、建設業のプロが選ぶ労災の名門、一人親方部会グループは、全国の一人親方(特定作業従事者、建設個人事業主)を対象に、「一人親方の結婚事情」に関する調査を実施しました。

  • 【半数以上は既婚者】一人親方の結婚事情

はじめに、現在一人親方の結婚事情について伺ってみました。

「現在ご結婚されていますか?」と質問したところ、半数以上の方が『結婚している(58.8%)』と回答しました。

既婚者の方が多い一方で、約4割の方は独身という回答結果となりました。

一人親方を仕事にしているからといって、既婚率が極端に少ないということはなく、平均的な結果となりました。

  • 【独立後に結婚した一人親方は約7】結婚してよかったと思うこととは

先の調査で、半数以上の一人親方が既婚者であることが分かりました。

では、結婚したのは一人親方として独立する前と後、どちらが多いのでしょうか?

そこで、「結婚したのは一人親方として独立する前ですか?独立した後ですか?」と質問したところ、7割近くの方が『独立する前(69.0%)』と回答しました。

結婚後に独立を決断した方が約7割となり、家族を養いながら一人親方へと足を踏み入れた方が多いようです。
独立後に結婚を決断した方のほうが少数派ということが分かりました。

では、一人親方が結婚して良かったと思うことは何なのでしょうか?
詳しく聞いてみました。

■一人親方が結婚して良かったこととは
・仕事に専念出来る(40代/男性/京都府)
・お金の管理を任せられる(50代/男性/北海道)
・不安定な職種であるが、大変な時は精神的にも支えてくれる(50代/男性/福岡県)
・帳簿などを手伝ってもらってます(60代/男性/宮城県)

などの回答が得られました。

全てを一人でこなさなくてはいけない一人親方だからこそ、結婚することで仕事に専念できたり、精神的にも支えてくれたりとメンタル面で助かっていると感じているようです。

また、お金の管理や帳簿など、業務を手伝ってもらっている方もいるようで、公私ともにパートナーとしてサポートしてもらっている方もいることが分かりました。

  • 【結婚願望がある人が半数以上】結婚相手に望むのは家庭?収入?

先程の調査で、半数以上の方が結婚しており、そのうち約7割の方が独立する前に結婚していることが分かりました。 

では、現在独身の方は、結婚願望をお持ちなのでしょうか?

そこで、「結婚願望はありますか?」と質問したところ、半数以上の方が『ある(52.2%)』と回答しました。

では、一人親方として働く方にとって、理想の結婚相手とはどのような人なのでしょうか?
詳しく聞いてみました。

■一人親方にとって理想的な結婚相手とは
・支えてくれる人(30代/男性/熊本県)
・家庭の事をしっかりしてくれる方(40代/男性/大阪府)
・個人として収入が安定している方(50代/男性/兵庫県)
・収入に対する懸念があまりない方(50代/男性/東京都)

などの回答が得られました。

収入面に対してこだわりを持っている方が多く、安定した給与ではない一人親方だからこそ、そこを受け入れてくれる方を望んでいるようです。
また、家庭をしっかり支えてくれる結婚相手を求めていることが窺えます。

  • 一人親方の約2割はマッチングアプリ利用経験あり!

半数以上の一人親方が、結婚願望を持っていることが分かりました。
とはいえ、結婚には出会いが必要と考える方も多いことでしょう。

次に、一人親方の出会いについて伺っていきたいと思います。

「一人親方は他の職業に比べて異性との出会いが少ないと思いますか?」と質問したところ、7割以上の方が『とてもそう思う(36.2%)』『ややそう思う(36.4%)』と回答しました。

一人親方として働く上で、なかなか出会いがないと感じている方が多いようです。

そのような中で、気軽に相手が探せるツールとして注目されているマッチングアプリですが、どれくらいの方が利用しているのでしょうか?

そこで、「今までマッチングアプリを利用したことはありますか?」と質問したところ、2割以上の方が『ある(21.6%)』と回答しました。

出会う機会があまりない中でも、マッチングアプリを通して良い出会いを探そうとしている様子が窺えます。

では、実際にマッチングアプリを使用した方の満足度はどれくらいなのでしょうか?

続いて、「マッチングアプリの満足度を教えてください」と質問したところ、半数以上の方が『とても満足(14.8%)』『やや満足(38.0%)』と回答しました。

半数以上の方が満足しているようで、新たな出会いを求めるツールとして使ってみて損はなさそうですね。

では、マッチングアプリ以外で、婚活のために利用したサービスはどのようなものがあるのでしょうか?

次に、「マッチングアプリ以外で婚活のために利用したことがあるサービスを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『合コン(21.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『街コン(10.8%)』と続きました。

合コンや街コンといった、直接会って相手を探す婚活サービスを利用している方が多いことが分かりました。

出会いが少ないからこそ、結婚に積極的な男女が揃う様々なサービスを利用してみるのもいいかもしれません。

  • 【まとめ】一人親方は出会いの場が少ない?積極的に出会うチャンスを広げてみては

一人親方の結婚事情について調査を行ってみると、出会いが少ないと感じている方が7割以上に上ることが分かりました。
現場での作業が基本となる一人親方だからこそ、異性と出会う機会は少なく感じているのかもしれません。
実際に、結婚している方の約7割は、独立前に結婚をしていました。

最近では、マッチングアプリなどの出会いを探せるサービスが増えてきています。
結婚願望がある未婚者は半数以上いたため、こういったサービスを利用してみてもいいかもしれません。

結婚願望を持っているものの、なかなか自然な出会いに恵まれない方は、自ら積極的に出会うチャンスを広げてみることが、良い出会いへと繋がっていくかもしれません。

調査概要:「一人親方の結婚事情」に関する調査
【調査期間】2022年8月10日(水)~2022年8月11日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,000人
【調査対象】一人親方(特定作業従事者、建設個人事業主)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
詳しくは(こちら)から!
2022年9月21日 MarryArt 広報部

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