【結婚】「結婚相手について妥協があった」と回答した女性は68.67%

結婚相談所事業【縁結びbrace】を手がける株式会社Trinity quest(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役:古部 郁江)では、熟年離婚が増えている昨今、より多くの人が末永く幸せな結婚生活を送ることを目的としたカウンセリングサービスを提供するための情報収集として、30才~55才の女性を対象とした「結婚したときの妥協点やそのことに関する後悔、離婚状況についてのアンケート」を実施しました。

🔳アンケート結果要約

①調査対象のうち2/3以上(68.67%)が結婚するとき相手に関する妥協があったと回答

②妥協した点は「見た目」が41.43%で最多、次いで「収入などの金銭面」が36.29%と多かった ※複数回答

③結婚時に妥協したと回答した方のうち、半数以上(56%)が後悔があると回答

④結婚時に妥協したと回答した方のうち、16%がすでに離婚しており、22.57%が離婚について考えていると回答

⑤離婚や後悔に繋がりやすかった妥協点は「性格」、「価値観の不一致」で、逆に離婚や後悔に繋がりにくかった妥協点は「見た目」、「趣味の不一致」

🔳調査概要

調査期間:2024年6月13日~6月15日

調査手法:インターネット調査

調査地域:全国

調査対象:30才~55才の女性で結婚経験がある方(離婚されている方も含む)

サンプル数:600人

調査会社:アイブリッジ株式会社

🔳調査結果

68.67%が結婚するとき相手に関する妥協があったと回答

結婚経験のある30才~55才の女性を対象に「結婚するとき相手に関して妥協した点はありましたか?」というアンケートを行ったところ、68.67%が「妥協した点があった」、31.33%が「妥協した点はなかった」と回答しました。

妥協した点は「見た目」が40.96%で最多

「結婚相手について妥協した点があった」と回答した方を対象に「妥協したのはどのような点ですか?(複数回答可)」というアンケートを行ったところ、「見た目」という回答が145人(41.43%)で最多となりました。

次いで「収入などの金銭面」が127人(36.29%)、「性格」が89人(25.43%)、「価値観の不一致」が81人(23.14%)、「趣味の不一致」が70人(20%)、「年齢」が53人(15.14%)、その他が57人(16.29%)という結果です。 ※対象412人中350人が回答

半数以上(56%)が後悔があると回答

「結婚相手について妥協した点があった」と回答した方を対象に行った「結婚するときにした妥協を後悔していますか?」というアンケートに対しては、「かなり後悔している」と回答した方が72人(20.57%)、「少し後悔している」と回答した方が124人(35.43%)、「後悔はない」と回答した方が154人(44%)という結果になりました。

結婚時にした妥協に後悔していると回答した方が半数を超えている反面、妥協はしたものの後悔はしていないと回答した方も44%と決して少なくはない結果です。 ※対象412人中350人が回答

15.06%がすでに離婚しており、22.59%が離婚について考えていると回答

「妥協した点があった」と回答した方を対象に行った「結婚するときにした妥協を後悔していますか?」という問いに対しては、「すでに離婚している」と回答した方が56人(16%)、「離婚について本気で考えている」と回答した方が21人(6%)、「離婚について少し考えている」と答えた方が58人(16.57%)でした。

すでに離婚している、もしくは離婚について考えていると回答した方の合計は、アンケートにご回答いただいた350人中135人(38.57%)となります。 ※対象412人中350人が回答

もっとも後悔や離婚に繋がりやすかった妥協点は「性格」、「価値観の不一致」

集計したデータを基に、妥協点別に「後悔していると回答した方の割合」、「離婚について考えている(もしくはすでに離婚している)と回答した方」の割合を計算した結果、以下のような結果になりました。


まず「かなり後悔している」、「少し後悔している」と回答した方の割合がもっとも多かった妥協点は「性格」で85.39%、次点で「価値観の不一致」が76.54%という結果になりました。

逆に「後悔している」と答えた方の割合が少なかった妥協点は、「見た目」の60%です。(その他を除く)


次に「すでに離婚している」もしくは「離婚について本気で考えている」、「離婚について少し考えている」と回答した方の割合が多かった妥協点は「価値観の不一致」が54.32%、次点で「性格」が52.81%という結果になりました。

逆に「離婚している」、「離婚について考えている」と回答した方の割合が少なかった妥協点は「趣味の不一致」で38.57%でした。(その他を除く)

🔳解説

今回、結婚経験のある30才〜55才の女性を対象にアンケートを実施した結果、「結婚するときに相手について妥協した点があった」と回答した方が68.67%と、2/3以上にのぼるという結果になりました。逆に妥協を一切せずに結婚した方は1/3以下と少数派です。

妥協した点については、「見た目」という回答が最多で、次いで「収入などの金銭面」が続く結果となりました。

しかしその一方で、「妥協を後悔している」、「離婚している、もしくは離婚について考えている」と回答した方の割合を各妥協点別に計算してみたところ、どちらも「性格」、「価値観の不一致」が頭一つ抜けて多いという結果になりました。

このことから幸せな結婚生活を送るうえでとくに妥協してはいけないところは「性格」や「価値観」といった内面である、ということがうかがえます。

回答数が多かった「見た目」や「収入などの金銭面」については、内面の相性さえ良ければ乗り越えられるケースも多そうです。

もちろん人によって許せる部分は違ってくるので一概には言えませんが、相手について迷ったときは、とくに「性格」や「価値観」といった内面の相性を重視することで、より良い結婚生活を送れる可能性が上がるのではないでしょうか。