【恋愛・デート】AIのアシストで7割の「また会いたい」を実現、Aill×JR西Gの実証実験報告
株式会社Aill(東京都港区、代表取締役・豊嶋千奈、以下Aill)が提供する福利厚生サービス AI縁結びナビゲーションアプリ「Aill goen(エール ゴエン、以下Aill goen)」は、この度JR西日本グループの株式会社JR西日本イノベーションズ、株式会社ジェイアール西日本ホテル開発が展開するJR西日本ホテルズ、JR西日本SC開発株式会社が運営するルクア大阪と連携し、AIによるデート提案「食事レポートイベント(以下、食レポイベント)」を通じ、コロナ禍における新しい出会いのあり方創出の実証実験を3月9日(水)より開始しました。その実証実験の結果を発表します。
※本イベントは各自治体・施設等の新型コロナウイルス感染症拡大防止策およびガイドライン等を遵守の上、実施しています。
【本実証実験について】
恋愛相手を求める二者のデートにふさわしいタイミングで、Aill独自開発のAIが「食レポイベント」の提案を行います。「食レポイベント」とは、JR西日本グループの「ホテルグランヴィア京都」・「ホテルグランヴィア大阪」及びJR大阪駅直結の駅型商業施設「ルクア大阪」館内の対象レストランにて二者の会食を行い、Aill goenに「食レポ」を投稿していただくものです。「食レポイベント」によって、デートに行くきっかけや、お互いを知るきっかけを創り、デート成功確率向上を目指します。
【対象レストラン 一例(イメージ)】
【実証実験の結果報告】
- AIからの「食レポイベント」提案によるデート実施率:40.4%
- 食レポイベント後、双方がもう一度会いたいと意思表示した確率:75.8%
AIからの「食レポイベント」提案によるデート実施率は、これからデートが決まりそうな組(=デートに誘う前)へのAI提案において特に「食レポイベント」の実施率が高い結果となりました。一方で、すでに「行くお店やジャンル」が決まった上で、デートを誘っている組へのイベント実施率は低い傾向となりました。AIから提案される意外性や話題性がマッチングに貢献するのはデートが行われる前であり、初デートのきっかけになることが実証されました。
●イベント実施者の声
「誘うか迷っているタイミングで、AIから『食レポイベント』の提案があったので、デートに誘いやすかったです。ストレートに誘うより、『イベント楽しそうだから行ってみよう』という方が、誘うハードルは低いです。こういった大義名分は有難いです。」
(27歳 男性 インフラ企業勤務)
「いつも初対面では、話すことに困っていましたが、『食レポを一緒に書く』ことによって、自然に会話や質問ができました。『1番印象に残った食事の写真投稿』という項目によって、好きな食べ物や嫌いな食べ物の話ができ、次のデートに繋がる話題になりました。」
(32歳 男性 運輸航空企業勤務)
「『食レポ』の食事やレストランへの感想を一緒に記載する項目がありましたが、お互いの感想を通して、相手の着眼点や感性が見えてきました。自分で相手のことを質問するよりも、自然に深いところまで話せたのでよかったです。相手の価値観や人となりを知ることができたので、2回目もまた会ってみたいと思いました。」
(28歳 女性 通信企業勤務)
●総括
「食レポイベント」は、デートに行くきっかけとして有効であり、さらに2回目のデートに繋がる確率が高い結果が見られました。気が合いそうという手ごたえを感じるきっかけを得られれば、2回目のデートにより多くの方が進みたいと感じることが証明されました。多くの方と出会いたいというよりは、気の合いそうな方とできるだけすり合わせを進めたい、と、出会いに求めるものが「量から質」に行動変容していることが示唆されました。
また、AIによって、With/Afterコロナにおける新しい人と人が出会う場の創出をアシストする可能性を見出すことができました。
【実証実験の内容】
With/Afterコロナにおける新しい人と人が出会う場の創出を目指します。
JR西日本グループのホテルグランヴィア京都・大阪及びルクア大阪のレストランと提携し、「食レポイベント」を実施します。
※なお、本イベントは各自治体・施設等の新型コロナウイルス感染症拡大防止策およびガイドライン等を遵守の上、実施しています。
●「食レポイベント」概要
- AIがチャットにて「お互いを知る」会話のアシストを行う
- デートに行きそうな2人に、AIが「食レポイベント」を提案」
- 「食レポイベント」提携レストランからお店を決定し、予約
- レストランに来店
- 2人で食レポを執筆・Aill goenアプリに投稿
- 食レポ投稿の御礼として、お得なクーポン券を贈呈
【本実証実験実施の背景】
近年では、仕事の忙しさや、恋愛に能動的になれないなどの様々な要因を背景に、安定した就労環境の未婚の方や恋人がいないフリーの方の増加が目立っています。さらに、コロナによる勤務場所のボーダーレス化によって、人と人の距離がおのずと開いたことを受け、多くの人とリアルの場で出会うことが難しくなりました。同時に、いわゆる「婚活アプリ」などに象徴されるバーチャル環境での出会いは、出会いに安心安全性を求める声が大きくなり、「まず、会ってみる」から「相手を知ってから会う」と、出会いの量から質に行動が変容しました。
そのため、Aill goenは、独自開発のコミュニケーションアシストAIによって、「相手を知ってから会う」機会を増やし、「食レポイベント」によってデートの理由の創出、食レポを2人で一緒に執筆することでリアルでも自然にお互いを知るきっかけを創出いたします。このイベントによってデートにおける成功率・リピート率の向上を目指します。
【Aill goenについて】
社員のワークライフシナジーを加速するライフサポート事業として、信頼できる企業専用の良縁と、AIでコミュニケーションをアシストする世界唯一のサービスです。
社外の人間との出会いからお付き合いまでを、AIがナビゲーションします。
●特長
1.信頼できる企業の独身専用プラットフォーム
信頼できる企業の独身社員専用プラットフォームにより、今まで難しかった安心・安全な出会いの機会の提供を実現しました。
仕事への理解や共感が得やすく、互いに応援し合える関係を築きやすいため、仕事へのパフォーマンス向上や成婚後のハレーション低減が見込まれます。
2.男女のすれ違いを緩和しながら恋愛できる3つのAIナビゲーション
紹介ナビゲーション、会話ナビゲーション、好感度ナビゲーションという3つのAIナビゲーション機能によって、男女のコミュニケーションのすれ違いを緩和します。さらに自分では直接言いづらいこともAIが自然と代弁するなど、共通の友達の役割も担います。
※AIは、人と人の仲立ちだけでなく、行動動機付け(ソフト面のケア)の役割も担っています。オンライン・リアルのコミュニケーションに寄り添っているため、利用者の興味〜行動・デート後まで一連のフォローを行うことができます。
AIの役割
【今回、JR西日本グループと連携するに至った経緯・連携のねらい】
Aillと連携することで、西日本エリアの更なる地域活性と人口定住の促進を実現するとともに、JR西日本グループにおける、カスタマージャーニーを活かしたお客様おひとりおひとりにご満足いただけるサービス提供の実現を目的に、JR西日本グループとスタートアップ企業の連携支援を実施しているJR西日本イノベーションズが主体となって今回の連携の実現に至りました。
詳しくは(こちら)から!
2022年7月26日 MarryArt マリー アート 広報部