【出会い・婚活】評価分かれるマッチングアプリ。53%が安心・安全に不安

コロナ禍の影響で出会いの形が変化している中、今や20歳前後の2人に1人がマッチングアプリの利用経験があるという結果になりました。ところが、現在利用している人で安心・安全面について不安や不満を感じている人も多いようです。利用するために必要な条件として本人確認の機能、監視体制、カスタマーサポートなどの管理体制を挙げる人が多く、その体制に関して各社への評価が分かれているという実態が明らかになりました。
この調査は、ブランド総合研究所が全国の18歳から24歳の男女5000人に対して2月にインターネットを用いて実施した「恋活に関する調査」で、回答者の中から実際にマッチングアプリを利用している人への利用実態調査や、本人確認の機能調査もあわせて行いました。
※マッチングマッチングアプリとは、婚活や恋活、友達作りなどを目的に、出会いと交流の場を提供するアプリのこと。若い世代を中心に、手軽さが人気で利用が広がっている。

◆調査サマリー
・51%がマッチングアプリを利用
・利用している女性の6割以上が安心・安全面に不安
・安心・安全に関する不安が多い

安心して利用するためアプリに求められる条件とは
 次に、マッチングアプリを利用していない人(アプリを知らない人を除く)を対象に、どのような条件や改善があれば、安心してマッチングアプリを利用するかを聞いた結果が右下のグラフ。
最も多かったのは「本人確認の機能がある」で37.8%、特に女性の方が多く44.7%が回答した。続いて、「個人情報の管理がしっかりしている」33.6%、「監視体制がしっかりしている」28.5%などが高くなった。
一方で、「どのような条件や改善があっても安心して利用できるとは思わない」と回答したのは14.8%で、条件や改善等を施すことで利用者が拡大する可能性が高いことがわかる。

(図4) 安心して利用するために必要な条件や改善

■安全性が鍵になるマッチングアプリの今後
コロナ禍の影響もあり、新しい出会いの形として一段と注目されるようになったマッチングアプリだが、オンラインの特性上、安全性を理由に利用をためらう人も多い。
個人情報の保護など、システム面で対応できる課題もあるが、利用者同士の交流がメインとなるサービスであるがゆえに、システムだけではコントロールできないモラル面での対策も求められる。そういった背景から、利用者を対象とした安心・安全に利用するための啓蒙活動も取り組まれ始めている。
利用者のプライパシーが守られるシステム面と、それを利用する人のモラル面の両方が高まることで、安心して新しい出会いを見つけられる場として整備されることが、少子化が進む日本の将来性を高めるためにも必要だろう。

<調査概要>
1次調査
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :登録調査モニター(18歳~24歳,未婚)から男女均等に回収
総回収数 :5000人 (不完全回答等を除く有効回答数は4,981人)
調査時期 :2022年2月22日~26日
2次調査
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :1次調査でPairs、Tinder、タップル、withを現在利用していると答えた人
有効回答数:Pairs 106人、Tinder 106人、タップル 105人、with 100人(不完全回答等を除いた)
調査時期 :2022年2月26日~28日

その他の情報は(こちら)から!

 

2022年3月29日 MarryArt 広報担当

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