【恋愛・キャリア】『仕事と恋愛に関する意識調査』を実施 職場恋愛否定派7割も仕事ではプラスに影響 出会い狭小の背景とは

 キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関『Job総研(※1)』を運営する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小谷匠 以下「ライボ」)は、923人の社会人男女を対象に「仕事と恋愛に関する意識調査」を実施しました。同調査は仕事とプライベートの優先度合いや職場恋愛の印象と賛否、また職場恋愛の経験率及び恋愛が仕事に影響するか否かとその理由などについて調査しました。

【仕事と恋愛に関する意識】
コロナ禍で働き方や学業、また就活・転職活動などをはじめ様々なことがオンライン化し、直接の対人コミュニケーションが激減した昨今で、新しい出会いの場が狭小するもオンライン化が加速しています。
コロナ禍で進むオンライン化で仕事と恋愛の関連にはどのような影響があり、仕事を通じた恋愛にどのような意識を持っているのでしょうか?
Job総研では仕事とプライベートの優先度合いや職場恋愛の印象と賛否、また職場恋愛の経験率及び恋愛が仕事に影響するか否かとその理由などについて調査した「仕事と恋愛に関する意識調査」を実施しました。

 

【調査概要】
調査対象者    :全国 / 男女 / 20~50代
調査条件     :1年以内~10年以上勤務している社会人
20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間     :2022年5月25日~5月30日
サンプル数    :923人
調査方法     :インターネット調査
【TOPICS】
・仕事とプライベートで優先したいのは「プライベート派」が71.3%
・実際に優先しているのは「仕事派」が半数以上で58.9%
・全体の73.6%がこれまで職場恋愛の経験なしと回答
・全体の68.2%が今後職場恋愛を経験したくないと回答
・全体の69.7%が恋愛は仕事にプラスの影響を与えると回答

 

【仕事と恋愛の比重】
仕事と恋愛どちらに比重を置くかについて聞くと、「仕事」18.4%と「どちらかといえば仕事」45.1%を合算した63.5%が”仕事派”の回答をしました。これを属性別で見ても男女別及び全年代において”仕事派”の回答が過半数をしめる結果になりました。年代別の”仕事派”の回答では50代の回答が53.6%で最も低く、30代が69.5%で最も多い回答結果になりました。

【仕事とプライベートの優先度】
仕事とプライベートでどちらを優先した働き方をしたいかについては、「プライベート」32.7%と「どちらかというとプライベート」38.6%を合算した71.3%が”プライベート派”の回答をしたのに対して、実際はどちらを優先した働き方をしているかについて聞くと、「仕事」22.4%と「どちらかといえば仕事」36.5%を合算した58.9%が”仕事派”の回答で多数派を占める結果になりました。

【職場恋愛の印象】
職場恋愛についての印象では「ポジティブ」17.0%と「どちらかといえばポジティブ」40.8%を合算した57.8%が”ポジティブ派”の回答をしました。これを属性別で見ても男女別及び全年代において”ポジティブ派”の回答が過半数を占める結果になりました。年代別で見た “ポジティブ派”の回答では50代の回答が50.7%で最も低く、20代が58.7%で最も多い回答結果になりました。

※詳細は別紙の「仕事と恋愛に関する意識調査 報告書」をご参照ください(※2)

【職場恋愛の経験有無】
職場恋愛の経験有無については全体の73.6%が「ない」と回答し、「経験あり」は26.4%の結果になりました。経験ありを回答した方に職場恋愛をした相手について聞くと、「同僚」が51.7%と最多回答になり、次いで「職場の先輩」が14.3%、「職場の後輩」が11.1%で上位3つの回答結果になりました。最も少ない回答だったのは2.9%で「取引先等の外部関係者」でした。

【職場恋愛したいか否か】
職場恋愛をしたいか否かについては「したくない」34.1%と「どちらかといえばしたくない」34.1%を合算した68.2%が”したくない派”の回答をしました。”したい派”の回答は31.8%でした。これを属性別で見ても男女別及び全年代において”したくない派”の回答が過半数をしめる結果になりました。男女別の”したくない派”の回答では男性回答が63.8%、女性回答が75.8%で差があり、職場恋愛否定意識は女性の方が強い結果になりました。年代別のしたくない派の最多回答は50代で76.8%でした。

【したい派・したくない派の理由】
職場恋愛を”したい派”と”したくない派”それぞれの理由について聞くと、”したい派”の最多回答は「生活リズムが合いそう」が49.5%で最多になり、”したくない派”の回答では「破局した時に居心地が悪い」が60.8%で最多の結果になりました。

※詳細は別紙の「仕事と恋愛に関する意識調査 報告書」をご参照ください(※2)

【恋愛の仕事への影響度】
恋愛が仕事にどのように影響するかについては、「すごくプラスに影響する」13.7%、「プラスに影響する」25.1%、「ややプラスに影響する」30.9%を合算した69.7%が “プラスの影響派”に回答し、”マイナスの影響派”に回答したのは13.0%で”どちらにも影響しない”は17.3%の回答結果になりました。
また、”プラスの影響派”と”マイナスの影響派”それぞれの理由を見ていくと、”プラス派”の理由では「恋人の存在が仕事のモチベーションになる」が69.1%で最多回答になり、”マイナス派”の理由では「メンタルがブレてやる気がなくなる」が54.2%で最多回答の結果になりました。

【回答者コメント】
仕事と恋愛に関する自由記述コメントでは、破局した時のマイナス要因やコロナ禍が影響したコメントが顕著に見られました。

・上手くいっている時はいいが、喧嘩や別れがあると仕事に影響する
・職場で三角関係になった人たちがいてとても気を使ったので、できれば職場恋愛は避けてもらいたい
・別れた後気まずくなって結局転職した
・別れ話の際にどちらが会社を辞めるかの話になり、結局双方が転職したのでマイナスが多い気がする
・職場恋愛で破局した先輩たちは辞めていきました
・コロナ禍で人と会う機会が減っていることもあり、新しい出会い自体が難しいと感じる

 

【調査まとめ】
今回実施した「仕事と恋愛に関する意識調査」では、職場恋愛や恋愛が仕事にどのように影響するか等について調査しました。仕事とプライベートのバランスについての理想は「プライベート優先」が多数派に対して実際は「仕事が優先」になっているという回答で、恋愛と仕事の優先度では”仕事派”の回答が過半数を占めました。また職場恋愛への印象については”ポジティブ派”の回答が多数派ですが、実際に職場恋愛をしたいかについては”したくない派”が7割の結果になりました。職場恋愛に対して憧れに似た感情の反面、現実的に考えると破局した時のことを優先して考え、実際には職場恋愛はしたくないという回答が多数派を占めました。
しかし恋愛自体が仕事にどのように影響するかについてはポジティブに影響する派の回答が7割を占め、仕事のモチベーションにプラス影響をもたらすということがわかりました。

詳しくは(こちら)から!

2022年 MarryArt マリー アート 広報部

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