【結婚観】子どもの頃の母親は結婚観や結婚生活に影響する⁉ 幸せな母を持つ娘の結婚生活は6割が幸せ。一方、辛い経験をした母の娘は3割と半減!

気候が良く祝日が多い9月下旬から11月中旬頃までは、結婚式シーズンとして人気があります。そこで、『親子の法則 人生の悩みが消える「親捨て」のススメ』の著者・三凛 さとしは、35歳以上50歳未満の女性全国1,967人を対象に「母親と娘の結婚観・結婚生活の関係性」について調査しました。

  • 調査概要

調査期間:2022年9月20日~21日
調査手法:インターネット調査
調査対象: 35歳以上50歳未満の女性全国
有効回答者数:1,967人
調査機関:Freeasy

  • 調査結果サマリー

35~49歳女性の約4割は未婚
婚姻状況が既婚・未婚よりも離死別の女性は、母親がいないもしくは知らない割合が多い
子どもの頃の母親の結婚生活が娘の結婚観や結婚生活に影響を与える結果

  • 調査結果

「婚姻状況」を尋ねたところ、「既婚」52.2%、「未婚」38.4%、「離死別」9.5%となりました。
続いて「子どもの頃、母親は夫婦関係も金銭面も幸せな結婚生活を送っていたか」尋ねたところ、「どちらも幸せそうだった」(既婚:30.3%、未婚:22.4%、離死別:20.4%)、「どちらとも言えない」(既婚:21.8%、未婚:23.7%、離死別:20.4%)、「どちらも辛そうだった」(既婚:15.7%、未婚:18.0%、離死別:19.4%)が目立ちました。また、離死別では「母親はいなかった/母親を知らない」(13.4%)も他に比べ割合が多く見られた結果となりました。

「どちらも幸せそうだった」「夫婦関係が辛そうだった」「金銭面が辛そうだった」と回答した未婚者(270人)に「結婚していない理由は何か」尋ねました。「どちらも幸せそうだった」と回答した未婚者では「出会いがない」(41.4%)が最多でしたが、「夫婦関係が辛そうだった」「金銭面が辛そうだった」と回答した未婚者では「結婚に興味がない(独身の方が楽)」(夫婦関係:50.0% 、金銭面:47.3%)、「特にしなくても良いと思っている」(夫婦関係:43.5%、金銭面:36.4%)が目立ち、母親が幸せだったか辛そうだったかで理由も異なる結果となりました。

今度は「どちらも幸せそうだった」「夫婦関係が辛そうだった」「金銭面が辛そうだった」と回答した既婚者(474人)に「現在、夫婦関係も金銭面も幸せな結婚生活を送っているか」尋ねました。「どちらも幸せそうだった」と回答した既婚者の59.4%が「どちらも幸せ」と回答したのに対し、「金銭面が辛そうだった」と回答した既婚者の30.0%は「金銭面が辛い」と回答し、最多でした。

 

  • 三凛 さとしさんりん さとし幸せで満たされた結婚生活を送る秘訣をアドバイス

「母親は夫婦関係も金銭面も幸せそうだった」と認識している女性は、自分が大人になってから結婚しても夫婦関係も金銭面も幸せになる確率が約6割。一方、「母親は夫婦関係もしくは金銭面で苦労していた」と認識している女性は、自分が大人になってから結婚しても、約3割の確率でしか満たされないということが判明しました。およそ2倍の開きがあります。

なぜこのような傾向が出るのか?
心理学や精神医学の世界では「子供は親のテープレコーダーだ」という言葉があるくらい、親との関係が人生の基礎になるということが解明されています。今回のデータからも分かるように、幼少期〜思春期に幸せそうな母親を見て育つと、その子どもは母親から無意識に幸せになる言動パターンや思考パターンをインストールし、大人になってもその影響で幸せな人生を送る可能性が高くなるということです。
反対に、苦労し満たされない母親を見て育つと、子どももその言動パターンや思考パターンをインストールし、大人になっても同じように苦労と不満が絶えない人生を送る可能性が高いという結果になりました。

どうすればその呪縛から逃れられるのか?
苦労し、満たされない母親を見続けてきたからといって諦める必要はありません。心理学の世界でも、大人になってからでも十分自分を再教育し、親からの影響から卒業できることがわかっています。

1.幸せで満たされた結婚生活を送っている人と沢山ご縁を持つ
幼少期~思春期に見聞きしたことや経験したことがその人にとっての常識になるので、子ども時代に夫婦関係において不幸せで苦労する母親の姿を見続けた人は「結婚生活やパートナーシップは辛いものだ」というイメージを持つようになります。その結果、お付き合いする相手がいわゆるダメンズだったとしても、自分がその関係に満たされていなくても「恋愛やパートナーシップは辛いものだ」という常識のもと、そのまま何も改善せず不幸せな関係を継続してしまうようになる人は多いです。
しかし、幼少期〜思春期にインストールしたイメージを大人になってから書き換えることもできます
その方法の一つは、幸せで満たされたパートナーシップを実現している友人をたくさん持つことです。自分が普段からお付き合いする友人の多くが、すごく幸せで満たされたパートナーシップを築いているとしたら「男女関係やパートナーシップって幸せで満たされるのが当たり前なんだ」と自分の中の常識が書きかわります。そうやって自分の中のパートナーシップのイメージが変わることで「辛いパートナーシップに甘んじず状況を自分にとってより幸せで満たされたものにしよう」という気持ちがはじめて湧いてきます。

2.幸せで満たされた結婚生活を送っている人の言葉遣い、考え方・捉え方、パートナーへの接し方を真似る
過去、何万人もの方にパートナーシップについての講義をしてきた経験から言えることですが、幸せで満たされた結婚生活を送る人とそうではない人の間にはさまざまな「差」があります。その中でも特に大切だと感じるのが、言葉遣い、考え方・捉え方、そしてパートナーへの接し方の3つです。
パートナーシップで苦労する方は、①口を開けば不平不満や不幸自慢が多い②些細なことでもネガティブに捉える苦労性③パートナーにいじけた態度を取るという共通点があります。
反対に、実際に幸せで満たされたパートナーシップを築いている人は、①何に対しても感謝し、それを言葉で表現できる②小さなことでクヨクヨ悩まない③自分からパートナーに対して愛を持って接する、決して否定しないという共通点があります。
ですので、自分にとって理想のパートナーシップを築いている人を見つけたら、よくその人を観察してみてください。そして、うまく言っている人の言葉遣い、考え方・捉え方、パートナーへの接し方を真似るようにしてください。

3.自分を大切にし、自己肯定感を上げる
不幸で不満の多いパートナーシップを継続しているということは、裏を返すと「自分には不幸で不満が多いパートナーシップが相応しい」とどこかでどの状況に甘んじ、受け入れてしまっているということでもあります。その根本的な原因は、低い自己肯定感です。
これは母親も同じように自己肯定感が低く、「自分には不幸で不満が多いパートナーシップが相応しい」という態度や、我慢しながら生きていたので、その姿を見て自分も真似するようになったということがあるかもしれません。とにかく、自己肯定感が高ければ、そんな不幸なパートナーシップは自分にとって相応しくないと瞬時に判断するので、関係を絶つか状況を改善しようと行動するものです。不幸な恋愛・パートナーシップに甘んじているということは、ある意味でその状況を許してしまっているということです。
これは、自分に我慢をさせることが当たり前になっていると言い換えることもできます。ですので、普段から自分の気持ちを大切にし、やりたいことを自分に思い切りやらせてあげたり、自分自身のことで肯定できることをたくさん見つけたりすることが有効です。自分を大切にする人は、不幸で満たされないパートナーシップに甘んじることはまずありません。

 

詳しくは(こちら)から!

2022年10月11日 MarryArt マリー アート 広報部

 

 

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