【婚活・出会い】マッチングアプリで出会うのはあり?未婚女性の多様な結婚観
フェムケア事業を展開する株式会社オノフ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:安宅正晴)は、女性視点マーケティングに特化した調査研究をベースとしたサービスの提供や、クライアントワークとしてマーケティング・リサーチ、セールスプロモーション企画・顧客ロイヤリティ向上のためのCRM設計を提供しております。今回は、調査研究として全国の16〜69歳の女性を対象とした「未婚女性の結婚観に関する調査」の結果をレポートします。
<調査概要>
調査方法 インターネット調査
対象者 全国の未婚女性16〜69歳
調査期間 2023年7月14日〜7月17日
有効対象者 2,816サンプル
調査機関 株式会社オノフ
今回は、未婚女性の結婚についての意識を、年代別に紐解いていきます。
- 交際相手や結婚相手を求めてSNSを使う年代は30代がもっとも多い
【交際相手】の出会い方としてありだと思うものを聞いたところ、19歳以下では「職場・アルバイト先・学校」、30代では「趣味の場(オンラインゲームやオフ会など)」「合コン・婚活パーティー」「マッチングアプリ」が他の年代と比べてそれぞれ高い結果に。お互いに相手を探すことを目的とした場所やツールを「あり」としている人が多いようです。
次に、【結婚相手】の出会い方としてありだと思うものを見てみましょう。19歳以下では「職場・アルバイト先・学校」や「成人式・同窓会・クラス会・結婚式」が高いことから、日常生活のなかで自然に出会いたいという意識があり、「出会い」を求めて行動する意識は薄いことがうかがえます。
30代では「合コン・婚活パーティー」「結婚相談所」の割合が高いことから、日常生活以外の場所で「自分に合う相手」を探していることが読み取れます。
若年層では、日常生活のなかで自然に出会いたいと思う割合が強い傾向にありますが、30代では、日常生活の中で若年層の頃より自由時間が減り、新しく出会う機会が少なくなっていることで、積極的に出会うためにさまざまな場所やツールを活用しているのではないでしょうか。
- 結婚に対する考え方はさまざま。結婚しないという選択肢も
事実婚や夫婦別姓、同性婚などさまざまな結婚に対する考えに対し、全体で賛成と回答している割合は半数以上。「同性婚」は50歳以上では68.3%であったのに対し、19歳以下では80.3%が賛成と答えています。
また、事実婚については、年齢層が上がるにつれ賛成が多い傾向に。また、夫婦別姓については賛成が40代以上では77.7%、50代以上では73.7%とその他年代よりも高い結果に。
一方、事実婚に関するネガティブな意見として「家族関係を証明しにくいと思う」が全年代で38.9%と最も多くなっています。
今回は、未婚女性の全年代において、多様な出会い方、結婚観が拡がってきていることが調査結果から得られました。
実際に、出会い方や結婚のあり方に対して、今はさまざまな場面で選択肢が増えてきています。女性の社会進出に伴い、一人で生計を立てながら豊かな生活を送れるようになったり、結婚を軸にしない人生の選択もしやすくなっているのではないでしょうか。
当掲載情報以外にも、有職者から学生や専業主婦まで幅広い層を対象に、「恋愛と結婚についての価値観」「夫婦別姓に対する考え・意見」など深掘りをしています。
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2023年12月1日 MarryArt マリーアート広報部